前回の続きです。
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ピンポンを押すと、「はい」と当然返事があり、
あれ?自分は次に何を言うんだ?と一瞬パニックになりました。
「お店…ですか?」
そんな感じでこたえたと思います。扉を開け、招き入れてくれました。
当時の心境
『お店だと思って来たら家にあがっています。どうしたらいい?』
そこは、通りがかりの人が「お、革屋だ」と入店するようなお店ではないのです。知っている人のみが訪れる、そんな大人のお店、という感じでした。
たまにこうやってピンポンを押すひともいるそうで、作品のあるお部屋に入らせてもらいました。
びっくりするくらい素敵な作品が各所に鎮座しており、もちろん買えないし…
自分がいるのも申し訳ないくらい素敵な雰囲気…
しかし革のにおいがとっても身体にしみるくらい気持ち良い!
緊張する…もう色んな感情でした。
ご主人(先生)はそんなわたしに色々な話をしてくれました。
そして私の進路を決定づける話も…(続く)